VideoStudio 12 「おまかせモード」でサクサクと編集しよう

タイトルやエフェクトを凝らした編集は楽しいものですが作品の完成までに時間がかかります。ときビデオカメラで撮った映像をすぐに作品として仕上げたいときがあります。こんなときは「おまかせモード」を使えば余計な設定に時間をかけずに、オープニングや効果つきのムービーやDVDの作成をすることができます。しかも、ビデオだけではなく、撮りためた写真をスライドショーにすることもでき、「16:9ワイド画面」にしておけば大画面テレビに適した映像を作ることができます。


1.ビデオを取り込む

おまかせモードで最初にするのはビデオや写真を取り込むことです。HDVカメラやフルハイビジョンのAVCHDカメラを接続して映像を取り込むことができます。ここではHDVカメラをから取り込む手順を紹介します。

1.「VideoStudio 12」を起動し、「おまかせモードを」をクリックする。

2.パソコンにHDVカメラをつないでから「キャプチャ」ボタンをクリックする。

3.「シーンで分割」にチェックを入れて「ビデオをキャプチャ」をクリックすると、キャプチャが始まる。

4.クリップを選択するとカット編集を行うことができる。必要に応じてムービーの順序を入れ替えたら「次へ」ボタンをクリックして次の作業に進む。




AVCHDカメラやデジカメ写真を取り込む

HDVカメラから取り込むには「キャプチャ」をクリックしましたが、AVCHDカメラから取り込むには「デジタルメディアの挿入」を、デジタルカメラの画像を取り込むには「イメージを挿入」をクリックします。

<AVCHDカメラの場合>
1.「デジタルメディアの挿入」をクリックする。

2.ムービーを選択して読み込む。




<デジタルカメラの画像の場合>
1.「イメージを挿入」をクリックする。

2.写真を選択して読み込む。


2.ムービーのテンプレートを選ぶ

取り込んだ映像をどのようなムービーにするのか、テンプレートのなかから選びます。この時点で映像の切り替わり部分への特殊効果や、フィルター、音楽といった効果が自動的に追加されるので、タイトルの編集を行います。ここではDVD作成用のテンプレートを選んでいますが、ハイビジョンのムービーを作成したいときはハイビジョン用のテンプレートを選んでおきます。

1.テンプレートを選択する。

2.テンプレートで追加されたタイトルを編集する。


3.これで編集作業は終わり。「次へ」ボタンをクリックして次の作業に進む。


3.ディスクの作成とプレビュー

作成したムービーはそのままでは他の人が見ることができません。そこでビデオファイルか、ディスクメディアに保存します。ここではパソコンやAV用DVDプレーヤーで再生できるDVDに保存する手順を紹介します。

1.「ディスクの作成」をクリックして表示されたメニューから「DVD」を選ぶ。

2.「自動的にチャプタを追加...」をクリックする。

3.シーンの切れ目でチャプタが追加されるので「OK」をクリックして次に進む。

4.「メニューを作成」にチェックを入れるとDVDのメニューを作成できるが、ここではチェックを入れずに「次へ」ボタンをクリックする。

5.リモコンのボタンをクリックしてプレビューを確認する。確認が終わったら「次へ」ボタンをクリックして次の作業に進む。


4.ディスクへの書き込み

プレビューでの確認が終わったらドライブにDVDを挿入して書き込むだけです。最後におまかせモードの編集内容をプロジェクトとして保存しておくと、VideoStudioの標準モードで読み込んで編集を作りこむことができます。

1.「ディスクを作成」と「音声レベルを平均化」にチェックを入れ、「コピー枚数」を指定してから、「書き込み」ボタンをクリックします。

2.データの変換ののちにディスクへの書き込みが行われる。

3.この画面が表示されたらディスクが完成。

4.左下のアイコンをクリックして「名前をつけて保存...」を選択すれば今までの編集内容を保存できる。




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