VideoStudio 12 手書き文字が魅力のペインティング・クリエーター

VideoStudio 12に新しく搭載された「ペインティング・クリエーター」は映像や写真に手書きイラストや文字を重ねたり、アニメーション表示ができる新しい機能です。この機能を使えば写真付きポストカードのように映像に文字を入れることや、映像をトレースしたイラストと映像と合成すればイラストから実際の映像に変化するような映像を作ることができます。また、子供が成長する映像に子供の書いた手書きメッセージを入れるなど、アイディア次第でいろいろな使い方ができます。


1.アニメーションモードで映像に手書き文字を入れる

手書き文字にはフォントと違った味わいがあります。しかもアニメーションモードで徐々に表示されていくのは普通のタイトルとは違った印象を与えます。文字入れはマウスでも行えますが、タブレットを使えば筆圧感知によりペンやブラシのような細かい筆圧で描くことができます。 ここではタブレットを使って書いた手書き文字を映像に重ねる手順を紹介します。

1.ペインティング動画を挿入したいタイムライン上にカーソルを移動し、「ペインティングクリエーター」のアイコンを起動する。

2.ペインティングクリエーターが起動するのでペンの種類を選ぶ。

3.ペン先の大きさとペンの色を選択する。

4.準備ができたら「レコーディング開始」ボタンをクリックし、文字を書き始める。

5.書き終わったら「レコーディング停止」ボタンをクリックする。

6.「OK」ボタンをクリックしてペインティングクリエーターを終了する。

7.ビデオクリップ欄にさっき書いた手書き文字のビデオクリップに登録されているので、挿入したい位置にドラッグ&ドロップする。

8.再生時間を調整してプレビューで確認する。


2.スチルモードで映像に手書き文字を入れる

ペインティングクリエーターで作成できるのは文字だけではありません。イラストを描いて実写映像と組み合わせることができます。例えば映像の電車をトレースしてアニメーションモードでイラストを描き、タイムライン上でクロスフェードさせると、ペンで描かれた電車が本物の電車になり走り去っていくといった映像に仕上げることも可能です。

1.ペインティングクリエーターの左下にあるアイコンをクリックする。

2.「スチルモード」を選択する。

3.ペンの種類、大きさ、色を選択して文字を書く。

4.書き終わったら「イメージを追加」ボタンをクリックする。

5.「OK」ボタンをクリックしてペインティングクリエーターを終了する。

6.手書き文字がイメージとして保存されているので、挿入したい位置にドラッグ&ドロップする。


イラストと映像を合成する

完成した描いた文字やイラストを表示させたい場合はスチルモードに切り替えて操作します。ペンの種類や色の選び方は同じアニメーションモードと同じですが、スチルモードで作成した文字やイラストは静止画として保存されます。

1.アニメーションモードで映像をトレースする。

2.映像と並べて、つなぎ目にクロスフェードをかける。

3.イラストから実写にかわっていく映像になる。




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